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遠隔監視ステーション

遠隔監視ステーションを使用することで、遠く離れたデバイスの作業状況をオンラインで監視しリアルタイムでエラーや異常状態をチェックし解消することができます。 
※ 遠隔監視ステーションはOS11.3以上に適用しています。

利用開始
 

利用するには、まず2つ重要な項目の設定が必要です。 

監視デバイスの設定監視ステーションの設定

上記設定が完了次第、遠隔監視ステータスが使用できます 

一、監視デバイスの設定
 

監視するデバイスデバイスグループ内で選び、監視リストに追加します。 
画面右上の「監視デバイスの設定」ボタンからこのリストを管理できます。

デバイスのOSバージョンが「遠隔監視ステーション」が適用されていない場合、デバイスのOSバージョンのところに非互換性の警告が表示されます
監視デバイスの管理リストに追加するために、OSバージョンを更新する必要があります。

ロボット管理システム(RMS)は長時間オフライン状態になったデバイスのOSバージョンを識別できません。
その場合、監視デバイスの管理リストにデバイスを追加することができますが、デバイスがオンラインになった際に、遠隔監視ステーションからバージョンアップデートを通知することがあります。
※ デバイスのデフォルトアプリ「ファイル管理>チーム」でRMSにログインしていない場合、オンライン/オフラインを問わず、監視デバイスの管理リストに追加することはできません。

監視デバイスの管理リストに追加されたデバイスは、デフォルトの監視条件が適用され、「遠隔監視ステーション」のページでグループ化されて表示されます。
※「デフォルトの監視条件」は、デバイスのネット接続状況やハードウェアなど基礎的な状態を監視します。

監視条件をカスタマイズする場合は、次のステップ「監視ステーションの設定」をご参照ください。 

遠隔監視ステーションリストで、「監視ステーションの設定」ボタンをクリックして、新しい監視条件を適用または作成することができます。

二、監視ステーションの設定
 

監視ステーションの設定 – 監視レポートを設定

監視ステーションの設定は3つのカテゴリーがあります:
「監視レポートを設定」、「自動制御項目」、「監視通知」

監視レポートを設定
デバイスのソフトウェアとハードウェアの運行状況の監視できます。

自動制御項目
遠隔監視ステーションからデバイスの設定値を制御できます。設定した場合、デバイス側から設定値が変更できません

監視通知
デバイスの操作状況や異常状態を記録し、監視結果をメールにて通知します

監視レポートを設定

① 接続状態(必須設定) 
デバイスがRMS遠隔監視ステーションへの接続状態を表示します。
接続が失われた場合は、デバイスがネットワーク接続を失ったか、シャットダウンしているか、その他の異常が発生していることが考えられます。
※ 接続状態がオフラインの場合、遠隔監視ステーションからデバイスの制御ができません。

② ハードウェアステータス
ハードウェアの基板バージョンと関節モーター、ベース盤を監視し、状態を表示します。 

③ 電量
デバイスのバッテリー残量や充電状態を表示します。バッテリー残量や充電状態により、異常状態などを表示させることができます。
❊ 電量を監視することは、デバイスに対するデータ読み取りの負荷が大きいため、バッテリー残量が多い場合電量データ更新頻度を下げます。

④ 持ち上げ検知
ロボットが持ち上げられた、傾けられた、倒れた時、遠隔監視ステーションへ通知します。

実行可能なアプリ
実行可能が指定されたアプリのみが実行できます。
指定されたアプリが落ちった場合は遠隔監視ステーションから異常通知します。
また、ワンクリックボタンの設定により、遠隔監視ステーションから指定アプリを起動することも可能です。

※ 「Roflow」を選択した場合、なぜ他のアプリ画面になっても異常通知しませんか?
Roflowはさまざまなアプリを連携するプロセスモジュール構築ツールです。
Roflowプロジェクトを実行する際には、連携アプリの起動や必要ツールに移行することがあります。
そのため、実行可能なアプリにRoflowを選択した場合、連携で使用可能性があるアプリやツールが使用されても異常状態だと判断されません。

監視ステーションの設定 – 自動制御項目

① ソフトウェア更新スケジュール
スケジュールを設定すると、ロボットは定期的に最新バージョンが利用できるか自動でチェックします。そして設定した時間になったら、その結果に基づいて自動的にアップデートが実行されます。 
ただし、この自動アップデートを行うには、ロボットが電源に接続されている必要があります。電源が切れているときはアップデートができませんのでご注意ください。 

② 特定アプリ自動起動の時間設定 
デバイスが指定の時間に特定のアプリを起動することを設定できます。
例えば、無人店舗での利用や、スリープモードのスケジュール設定を設定されている場合、指定時間にアプリもしくははRoflowプロジェクトを起動します。

※デバイス側で手動操作によるスリープモードの入りが制御、防止できません。
スリープモードのスケジュール設定と被ることができません。
※起動スケジュールを複数設定した場合は、先に起動したアプリから切り替えることがあります。

③ スリープモードのスケジュール設定
デバイスがスリープモードにならないように設定やスリープモードのスケジューリングができます。
スリープモードでは、連絡や通知一切表示せず、消費電力を削減し、バッテリーの寿命を延ばします。

※デバイス側で手動操作によるスリープモードの入りが制御、防止できません。

 全ての異常通知を非表示
デバイスのハードウェアが異常状態になっても、デバイス側の画面に警告を非表示になり、遠隔監視ステーションのみ異常警告を表示します。
デバイスの使用上はハードウェアの使用頻度や重要性が低い場合は、デバイスを正常に作動させるため、「全ての異常通知を非表示」をオンにすることができます
該監視条件を有効にすると、デバイス側は以下の異常通知を非表示します:

  • デバイスモーター異常
  • デバイスファームウェア異常
  • デバイス関節異常
  • デバイス底板異常
  • 持ち上げ検知

システム通知とプッシュ通知の設定
有効化した場合、デバイス側の「システム通知」と「プッシュ通知」を制御できます。
デバイス側は通知の表示/非表示設定ができなくなります。

・システム通知
デバイスの画面上部にプロダウンメニューの表示、主に成就の解除、ファイルの配布やシステム通知などが表示されます

・プッシュ通知
NUWAからの最新のお知らせが表示されます。
例えば、ロボット機能の推奨やイベント通知など。

⑥ 音量の調節
有効化した場合、遠隔監視ステーションからデバイスの音量を調整できます。
デバイス側は音量調節ができなくなります。

 

⑦ ディスプレイの明るさ
有効化した場合、遠隔監視ステーションからデバイスのディスプレイの明るさを調整できます。
デバイス側はディスプレイの明るさができなくなります。

 

⑧ モーターロック
有効化した場合、遠隔監視ステーションからデバイスのモーターの動作をコントロールできます。
デバイス側はモーター動作のON/OFF設定ができなくなります。

 

⑨ 自主行動
有効化した場合、遠隔監視ステーションからデバイスの「主体の対話」と「音声起動」機能ON/OFFを設定できます。
デバイス側はモーター動作のON/OFF設定ができなくなります。

 

 

監視ステーションの設定 – 監視通知

高度な異常を検知した際、設定した外部メールアドレスに通知を送信することができます。 

「NUWAアカウント>アカウント設定>言語選択」で設定された言語に基づいて、通知を送信します。

異常状態表示

監視リストの異常状態ランプとメッセージから、デバイスの運行状況を確認できます。 

トラブルシューティング

トラブルシューティング

監視リストからデバイスの異常状態を確認し場合、遠隔操作によるトラブルシューティングが可能です。
遠隔操作できる項目は以下となります:

監視リストからデバイスの異常状態を確認することができます。デバイスに異常がある場合、遠隔でトラブルシューティングを行うことが可能です。
以下はトラブルシューティングが可能な項目:

基礎設定:

  • 監視を停止:該当デバイスの監視を停止し、リストから削除します。 
  • 監視条件の設定:該当デバイスに監視条件の設定、適用します。 
燈號顯示 狀態類型 狀態說明
08_icon/monitor_greenlight
正常状態
正常作動中
08_icon/monitor_orangelight
中度な異常
  • ファームウェア異常あり:一度確認して解決していない異常があります
  • デバイス底板異常あり:一度確認して解決していない異常があります
  • デバイス関節異常あり:一度確認して解決していない異常があります
  • ハードウェア異常あり:一度確認して解決していない異常があります
  • 電量低下:充電してください。設定した電量条件を満たしたら異常を排除します
08_icon/monitor_redlight
高度な異常
  • 監視中のアプリを実行していない:設定したアプリを実行してください
  • 実行アプリが見つからない:デバイスや遠隔監視ステーションでご確認ください
  • Roflowプロジェクトが見つからない:デバイスや遠隔監視ステーションでご確認ください
  • ファームウェア異常あり:デバイスを確認した上で、販売店までご連絡ください
  • デバイス底板異常あり:デバイスを確認した上で、販売店までご連絡ください
  • デバイス関節異常あり:デバイスを確認した上で、販売店までご連絡ください
  • ハードウェア異常あり:デバイスを確認した上で、販売店までご連絡ください
  • 持ち上げ検知:デバイスが傾いているや倒れているかご確認ください
08_icon/monitor_pulight
重大な異常
  • オフライン状態:デバイスは遠隔監視ステーションから監視できない状態
  • RMS ログアウト:デバイス側「ファイル管理」アプリログアウトして、管理できない状態になりました

修復アクション:

  • 再起動:該当デバイスを再起動します。  
  • ロボット側の通知を非表示:該当デバイスのポップアップ通知やドロップメニュー通知を非表示します。 
  • ファームウェア修復:該当デバイスのファームウェアを最新バージョンに更新します。 
  • ソフトウェア更新:該当デバイスのソフトウェアを最新バージョンに更新します。 
  • <ワンクリックボタン>起動:「実行可能なアプリ」機能で作られたワンクリックボタンのアプリを起動。

検出:

  • ネットワーク品質検査:デバイスのネットワーク品質を監視し、接続情報を表示します。
  • システムレポートをアップロード:該当デバイスのシステムレポートをアップロードします。アップロードしたら「デバイスのシリアル番号」、「問題説明」、「発生時刻」、「アップロード時刻」を含めた情報をNUWA営業へご連絡ください。 
  • スクリーンショット:該当デバイス現在の画面表示をスクリーンショットします。実行中のタスクを確認できます。 

14日分の業務記録

過去14日間のデバイスの異常や操作記録を確認できます。記録項目には、異常状態、チームメンバーによる手動操作や設定の変更が含まれます。

 

異常状態の表示は上記同様

手動操作と自動制御の記録内容

操作類型 記錄類型 項目

手動操作

操作記録
  • 再起動
  • 通知の非表示
  • 監視条件の変更
  • システムレポートのアップロード
  • 監視停止
  • 「ワンクリックボタン」でアプリ起動
  • 位置情報更新

自動作動

自動更新の結果
  • アップデート - 成功
  • アップデート - 新しい更新内容がありません
  • アップデート - 失敗

※ 当ページの画像を後日に日本語バージョンを対応する予定です。

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