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10. 組立|ハードウェアテスト

組み立てテスト

カバーパーツの取り外しが難しいため、カバーパーツを組み立てる前に、起動して組み立てテストを行い、コードや骨組みが全て正しく組み立てられているかを確認してください。
テストで不具合がある場合、すぐ確認し調整してください。

  • テストを行う前に、ロボットの手足がぶつからないよう十分なスペースを確保し、物品やロボットの損害・落下がないようにように注意してください。

  • シャットダウン状態で充電ケーブルを接続すると、モニターに現在の電池残量が表示されます。最初に起動する際は、電池残量が40% 以上になってから行ってください。
    ⚠️ 長期間の未使用により電池が完全放電状態になり、充電ケーブルを接続してもモニターに電池残量が表示されない場合があります。その場合、そのまま充電し続けてください。

  • 頭部の Home キー を長押しして起動します。

  • 最初に起動したら、ハードウェアテストプログラムがスタートします。モニターの指示に従って、各項目のテストを行ってください。

    テストが全て順調に完了したら、カバーの組み立てを続けてください。

 

テストで不具合がなければ、カバーの組み立てを続けてください。

トラブルシューティング
  • ロボットがハードウェアプログラムの指令に従って順調に動きや認識が行われない場合、以下のリストを参考し、改善またはトラブルシューティングを行ってください。

⚠ コード、部品の装着・取り外しをする時、必ず電源をOFFにしてください。

1. 組み立て検査
項目
解決策
各部位のねじがしっかり締まっているでしょうか?
しっかり締め付けましょう。
コードの取り付けは確実でしょうか?
しっかり差し込み、押し込みましょう。
整理されたコードが、ボディの可動を邪魔していませんか?引っかかったりしませんか?
配線を整えて、手足の可動範囲に影響のないようにしましょう。各関節を回し、動きがコードの長さ等により制限されていないことを確認しましょう。
各センサーの機能は正常でしょうか?

タッチセンサーの不具合は、コードがしっかりと固定されていないことが多いです。
PIR センサーの不具合は、コードが外れていることが多いので、確認してみましょう
PIRセンサーが過度に敏感に反応した場合は、コードの接触不良や故障に原因がある可能性がありますので、カスタマーサポートまでご連絡ください
👉 正常時、人・物がいるときだけ反応します。

充電機能センサーの機能は正常でしょうか?

電源ケーブルと電池コードが正常に取り付けられているかどうかを確認しましょう。

後頭部のメイン基板は正常に機能しているでしょうか?

スムーズに起動できなかった場合、公式LINEアカウント(カスタマーサポート)までご連絡ください。

2. ハードウェア測定プログラムのトラブルシューティング
項目
解決策
Homeキーを長押ししても起動できない
電池を長時間使用していなくて完全放電状態になってしまった可能性があります。電源に接続し、充電指示ライトが緑色になるまで充電してください。
全く動かない、もしくはモニターの動画通りに動かない

後頭部の基板のコードが確実に差し込まれているかご確認ください。

一部の関節が動かない、もしくはモニターの動画通りに動かない
関節部分のサーボモーターのコードが確実に差し込まれているかご確認ください。
底部車輪が動かない

頭部の基板のコードと、サーボモーター ID11& ID12 のコードが確実に差し込まれているかご確認ください。

ライト部分が光らない
対応部分のコードが確実に差し込まれているかご確認ください。
タッチテストの時、タッチセンサー部分のライトが変化しない
タッチセンサーと連結しているねじが確実に締められているかご確認ください。隙間があるとセンターの接触不良の原因になります。
PIRセンサーテストで反応がない

【M3 PIR センシングモジュール】のコードがしっかり差し込まれているかご確認ください。

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